先日、サンデープロジェクトで日本プロ野球の課題として、人工芝と天然芝の問題を取り上げていました。人工芝は天然芝にくらべ、選手への負担が大きく選手寿命が短くなることがわかっています。具体的には人工芝は「滑り」がないため、足腰へダイレクトに衝撃がいくそうです。そのため、全力プレーができなくなるという状況を生むことになっています。
天然芝は維持管理にコストがかかるため、経営的に多くの球団が天然芝から人工芝へと移行をしてきたそうです。現在は天然芝を使用している球場は甲子園球場と広島市民球場の2つです。アメリカの大リーグでも、一時ドーム球場の増加とともに、人工芝の球場が約半数を占めるほどに増加したのですが、現在はほぼ天然芝の球場に戻ったそうです。
なぜか?
それは、選手寿命が短くなるということは、長期的な経営の視点でみるとマイナスになるという判断であること。もう一つは、ファンの声を無視できなくなったこと。アメリカでは人工芝にしてからファンが減り、天然芝に戻した球場にファンが戻ったからだそうです。人工芝に変え、全力プレーができなくなったことで、野球の魅力がなくなってしまったからだそうです。一概に大リーグがよくて日本の野球が駄目だと言いたいわけでもありません。
12月にも取り上げた問題ですが、ナラプロの最大の壁となっているのがアリーナの問題です。bjリーグに参入するためには2,000~3,000人が収容できるアリーナが必要です。しかし、収容人数だけを考えるとクリアできても、冷暖房がなかったり、土足禁止であったりと体育館によって一長一短で、すべてをクリアできる体育館がないのが奈良県の現状です。
プレーする環境とプレーを観戦する環境のどちらが欠けても、魅力あるプロスポーツへ発展することができません。
最初は、いまある体育館を利用するしかないかもしれません。
しかし、必ずアリーナとして活用できる施設が必要となります。
いわば、必要なときに他府県の施設を借りる(人工芝)は、短期的なコストを考えれば仕方ないかもしれません。しかし長期的に考えれば、1つでよいので全国的なイベントや国際的なイベントを行えるような魅力ある施設(天然芝)を作る必要があるのではないでしょうか?
大阪にお借りしてばかりでいいのでしょうか?
■スポーツビジネス社長日記
http://www.dreamjoblog.com/archives/50373412.html
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■野球ものヘッドライン
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■「Ryo's Baseball Cafe Americain」店主日記
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コメント (1)
トラックバックとコメントありがとうございました。大阪ドームなどは、最初から野球場専用のオープンエア・天然芝で建設していれば、あんなバカ高い使用料など設定されず、バファローズも存続できて、減価償却など今頃終わっていたのではないかと思います。「多目的」というのは、結局すべてのイベントが中途半端。逆に専用で立派な施設を作れば、他のイベントで使っても一流の会場になるというのは、以前玉木正之さんとお話しした際におっしゃっていましたが、まったく同感です。
投稿者: Ryo Ueda | 2006年01月17日 22:00
日時: 2006年01月17日 22:00